マンション大好き

電気自動車とマンション条例

花

実は以前東京へ行った時、「台東区」へ行かなければならないのに、なぜか「江東区」に行ってしまい、「台東区」は浅草があると聞いていたのにここは違うにおいがする、何だこのマンションだらけの街は!という経験をしたので、いろんなニュースでも「台東区」と「江東区」には敏感です。

「江東区」は以前からマンション条例を制定し、かなり厳しくマンション建築を制限していたことで有名ですが、この夏またまた先駆的な条例を発表しました

報道では、駐車場を設置する場合、電気自動車用に「充電設備を備える」ように規定されたことが特に大きく取り上げられました。(電気自動車の充電設備については、指導要綱にて規定。)
これは電気自動車普及のための規定でしょうが、こんな細かいところまで見てくれるのかと感動してその条例を細部までよく見ると、本当にいろんなことを事細やかに規定している条例でした。

条例は階数が3階以上で、住戸数が15戸以上のマンション(専有面積40㎡未満はワンルームマンション、それ以上はマンションと定義づけています。)を対象にしていますが、

駐車場や、駐輪場さらに自動2輪の駐車場所については台数まで
①駐車場の設置
住戸数20戸以上40戸未満⇒住戸数の10分の1
住戸数40戸以上100戸未満⇒住戸数の10分の2
住戸数100戸以上200戸未満⇒住戸数の10分の3
住戸数200戸以上⇒住戸数の10分の4

②駐輪場の設置
世帯数住戸1戸当たり2台にワンルーム住戸1戸当たり1台を加えた台数
③自動2輪車駐車場の設置
敷地面積500㎡未満⇒住戸数の20分の1

敷地面積500㎡以上⇒住戸数の10分の

さらに、災害対策用施設については施設の大きさから中に収納するものまで(懐中電灯や金づち、バール、避難用・救助用ロープ、ラジオ、軍手、ヘルメット、担架等)指示しています。

また集会室の設置や、コミュニティスペースの確保等ハード面の規定のほか、管理体制(20戸未満⇒巡回
20戸以上30戸未満⇒定期的に駐在
30戸以上50戸未満⇒一日4時間以上かつ週5日以上駐在
50戸以上⇒一日8時間以上かつ週5日以上駐在

や、管理規約の制定、管理組合の設立まで目配りをしてくれています。

小学校等公共のサービス施設が足りないからマンションを建てさせないというところから始まった条例制定かもしれませんが、管理体制まで規定するとは驚きです。
正確には、マンションを建てる事業者がこのような管理体制をとるよう「管理組合及び管理業者を指導する」とはなっていますが、事業者の子会社が管理業者であることが多い現実からすれば、条例で定められているからという理由で管理業者から手厚い管理体制の提案がなされ、高額な管理委託料の設定という結果にならないか心配です。
ただ、駐車場や駐輪場、集会室の設置などハード面の規定についてはこの条例を充足したマンションが建設されたらそれはそれで、トラブル発生率の少ないマンションになるのかもしれません。
特に今マンションでは自転車やバイクの置場についてトラブルが多く発生していることを考えれば、マンションを建てるときそこまで配慮してくれているマンションが増えることはトラブル防止にとってウエルカムな条例です。

ちなみに、冒頭の駐車場に電気自動車の充電設備という記事については、私はシルバーカーの充電にもいいなと思って反応した記事でした。
マンションの高齢化対策のハード面として、バリアフリーのほか、シルバーカーの充電も最近悩ましい問題になりつつあるみたいですよ。

投稿日 2010年11月5日(金) PM 6:06

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