マンション大好き

内閣府行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会 中間取りまとめ案

門司三井倶楽部

内閣府行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会が、1月26日第6回会合を開き、中間取りまとめ案を出した。(ここ)
会議で検討された内容は、総数300数ページ、分野もIT関係から食品添加物のことまで多岐にわたるが、その中でマンションに関することも数点検討されている。

一番目立つのが、建替えに関するもの。区分所有でない建物であれば、建物所有者の決意ですぐに建て替えができるがマンションの場合は合意が必要。その合意がなぜできないかという原因を探ってそこを改善しようという意図が見える。

マンションの建て替えが進まない大きな原因の一つとして、まず既存不適格の問題がある、と考えているらしい。
今建替えたら現在より小さなマンションしか建てられないため、増床して増えた分を分譲し建て替え費用に回すことができず、結果建て替えの合意が得られないということだ。
次が、賃借人がいる場合その人たちにマンションから出て行ってもらうためには、多額の費用と手間がかかるため建替えが難しくなっていると考えている。

そして、いまから建て替えが一番多くなると思われる昭和30年~40年代に建てられた団地型マンションの場合は、全体の5分の4の賛成があったとしても一部の建物で、3分の2以上の賛成が得られないことによって建替えが不可能になるという事態も、ゆゆしき問題と考えているようだ。

どれもその通りだと思う。
ただ、国が、耐震性能が劣りエレベーターもなく結果住む人が少なくなったマンション(「防災性や機能性、環境性能等の観点から」、と表現されている。)を建て替えたいと思うのはむりもないが、その建物に満足し、引越など生活の変化を望まない、また、古くてもそれを好ましいと思って住んでいる人たちはどうしたらよいのだろう。
安全ではない建物については、強制的に建て替えを進めていくということもいたしかたないが、安全性について特に問題がなければ、やみくもに建て替えを推進する必要もない気がする。

そしてこの安全性は、新耐震基準に合致しているか否かなどの大雑把な基準ではなく、そのマンションごとにチェックすべきではないだろうか。所有権を奪うに等しい処置をするのだから、それなりの手続きは踏んでほしい。

福岡西方沖地震では、古い公団型マンションに比較的被害が少なく、築年数の新しいマンションに被害が多かったことも考えてほしい。

投稿日 2011年2月12日(土) PM 6:06

タグ

コメント

※コメントするにはログインしてください。

トラックバック : http://www.mfujino.com/201102121195.html/trackback/
マンション購入のお手伝いから、管理のアドバイス各種資格試験の取得講座と、マンションの事ならお気軽にご相談ください! マンション管理士事務所ふじの 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目10-4 シャンボール大名D-805 TEL:092-791-5501
ページトップ

サイトマップ

© 2018 マンション管理士事務所 ふじの  マンション管理士事務所ふじの RSS