マンション大好き

「マンションの新たな管理ルールに関する検討会の設置」について

2011蓮

今回の検討会は、「マンションの新たな管理ルールのあり方について、実態を把握するとともに、その諸課題を整理し、制度化の必要性も含め、当該課題への対応について一定の枠組みを提示することを目的として」活動する。

昨年国土交通省がマンション標準管理規約の「パブリックコメントにおける主な意見の概要とこれらに対する国土交通省の考え方」で記載した「管理組合の役員の成り手不足や管理組合が十分に機能していない等のマンション管理に関する課題に対応するため、管理方式の選択肢の一つとして、… 第3者管理方式を含む専門家を活用した管理組合の運営の在り方の検討が必要…。こうした管理の在り方に対応した標準管理規約の整備については、役員の資格要件の問題だけではなく、、総会と理事会の役割・関係、専門家を含む役員の業務遂行に対するチェック体制の強化等の幅広い観点からの検討が必要であるため、このような管理組合のガバナンス全体の検討を改めて行ったうえで、早期に措置することとしたいと考えています。」ということにつながる。

委員会のメンバーから見て、現在管理組合運営で主流である理事会主体方式という考えかたを根底から覆すような提案があるかもしれない。

以前稚拙ながらマンション学会「マンション学」に掲載させていただいた文書について、今でもその根本的な考えに変化はないが、あれから数年経た今、管理の多様化を求めてもよいのかな(実務はともかく理事会等審議・決断は区分所有者が自ら行うべきいう考え方だけでなくてもよいのか)、という考えが私の中にも芽生えてきた。

マンションが住むためのもので、管理をするためのものではない以上、管理をある程度信頼できる機関にまかせ、自らは「住む」ことだけを享受することもありなのではないか。

「住む」ことだけを享受し所有者が直接マンション管理にかかわらないのであれば、その財産権を守るためにはそれなりの体制整備が必要となる。
総会も形骸化した総会ではとても管理者に対する監視機能は果たせないので、総会の活性化が必要になるだろう。
(総会という概念を温存するのであれば。)

総会が活性化するための方策の一つとして、区分所有者の意向がスムーズに総会議論に反映されることが確保されていなければならない。
区分所有者の意向がスムーズに総会議論に反映されるためには管理者の管理状態がわかりやすく報告されること、その報告に信ぴょう性があること、そしてその結果を見て管理者の入れ替えが必要と判断されれば、比較的簡単なシステムで管理者の入れ替えができることが最低限必要だろう。
そして以上のようなシステムにより、総会へ自らが参加することによって議論が変わる可能性があること、変わる余地があることを伝えておくことも大切なのではないか。

この検討会でどのような結論が発表になるのかとても楽しみ。
今年は、適正化法が成立して10年、そして区分所有法ができて50年になる。

ガバナンスとは「法的拘束力または上位圧力を行使して統治する「ガバメント」に対して、集団が自らを健全に統治すること。集団のメンバーが中心となり、規律を重んじながら相互協力をすることで目標に向けた意思の決定や合意形成を行いながら集団の円滑な運営をはかる。」ことだそうです。

投稿日 2012年1月7日(土) PM 4:04

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