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設備改修工事ノウハウ

マンションを長持ちさせる設備改修ノウハウ (エクスナレッジムック)マンションを長持ちさせる設備改修ノウハウ (エクスナレッジムック)マンションを長持ちさせる設備改修ノウハウ (エクスナレッジムック)古い建物が好きで、前事務所は、築50年というビンテージビル(石井ビル)に置きました。
私には何も不自由はなかったのですが、さすがに事務所があった5階までつえをつきながら階段を上がってこられるお客様に遭遇した時、これではいけないと気付き、今はエレベーター付き、福岡市中央区役所前という利便性ばっちりの事務所におります。(ただしやっぱり古いです。)

古い建物が好きなので、もちろん古いマンションも好きです。
最近古いマンションを購入して素敵にリノベーションして住む若い方たちが増えているようです。個人的には、素敵~と思うのですが…。
思うのですが、細心の注意でリノベーションをしないと後から大変なことになります。

まず古いマンションは、スラブ(自分の部屋の床、下階の天井になるコンクリート部分)は薄いことが多いです。マンションの重低音の伝わり方はスラブ厚によります。そのため古いマンションでは畳かカーペット敷きがほとんどです。それをフローリングにするには防音についてかなり気を付けた施行にしなければ、下階にすべて生活を把握されます。ひどい場合には、素足で歩いている、スリッパを履いて歩いている、ということまでわかるくらい音が響きます。生活がわかっても気にしない~、じゃありません。
今まで音がしなかったのに上階に新しい人が入ってきたとたん、朝起きて夜寝るまで上階の人の生活音を聞きながらの生活になった下階の人の気持ちは大変です。下階の人からの苦情を受けてから、気をつけて生活しようとしても、そもそも音が伝わりやすい構造になっていれば気をつけても気をつけても音は伝わります。マンションという共同住宅で近隣の方とトラブルになりながら生活するのは大変です。とても快適な住環境とは言えません。

また、排水も要注意です。リノベーションではお部屋をスケルトン(コンクリートむき出しの状態)にすることがほとんどでしょうから、お部屋内の給排水管の取り換えを行うことも多いでしょう。リノベーションするような古いマンションでは給排水管も古いので変えるのはとても良いことですが、排水管の取り換え工事も配慮が必要です。特にユニットバスでない浴室(タイル張り)をユニットバスに変えた場合、ユニットバスの排水をどのようにするか、よく考えないと古い排水管にユニットバス排水をつなげただけでは、古い排水管からいずれ漏水が発生した時、漏水個所を補修するのは並大抵ではありません。

古いマンションがリノベーションで生き返って、若い人たちがたくさん住んでくれるようになることは中古マンション住民にとってもうれしいことですが、リノベーションでトラブルが発生するようではリノベーションが大きく市民権を得ることはできません。

これから「マンションは古くなっても、リノベーションできるからいつまでも快適に住めるよ。」といわれるようになるためにも、リノベーション業界の皆様、もうひとつ配慮したリノベーションをよろしくお願いいたします。
(写真は「設備改修ノウハウ」柳下雅孝著。設備改修についてとてもわかりやすくまた詳しく書いてあります。)

投稿日 2014年5月1日(木) PM 5:05

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